パワー・マネジメント(電源管理)技術で世界をリードするインターナショナル・レクティファイアー・
ジャパン(IRジャパン)株式会社(本社:東京都豊島区)は30日、DC-DCコンバータ(*1)の新シリーズ
「SupIRBuck™」(スーパーバック、型番はIR38xx)のサンプル出荷を開始しました。
PWM(パルス幅変調)制御ICと2個のHEXFET®パワーMOSFETチップを5mm×6mmと小型パッケージに収めたマ
ルチチップ・モジュールです。産業用や民生機器で使われるFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・
アレー)やASIC(特定用途向けのIC)、マイコンなどのPOL(負荷点)コンバータに最適です。ディスクリー
ト(個別)部品で構成した回路に比べて、実装面積を70%小さくできます。最大負荷時の効率は、従来品に
比べて8〜10%向上できます。
IR社では大電流が必要なマイクロプロセッサなどのICの電源用に、今回製品化したPOLコンバータ向けの
SupIRBuckに加えて、マルチフェーズ電源向けのアーキテクチャ「XPhase®」(エックスフェーズ)のチップ・
セット、IR社が独自開発した小型金属パッケージ「DirectFET®」に収めたパワーMOSFETなど、さまざまなソリ
ューションをそろえています。
製品化したIR38xxシリーズ9品種には、最大出力電流が4A、7A、12Aの製品があり、いずれもスイッチング
周波数は最大600kHz(固定)で設計されています(表参照)。入力電圧範囲が2.5V〜21Vと広いのが特徴です。
出力電圧範囲は 0.6V〜12Vです。プリバイアス起動機能、瞬断電流制限機能、温度上昇時の遮断機能を標準装
備しています。
オプションとして、出力のトラッキング機能、設定可能なパワー・グッド機能を備えた製品があります。ス
イッチング周波数を300kHzにして出力電流能力を2A大きくした製品も3品種あります。放熱対策したパッケー
ジの高さが0.9mmと低いので、マザー・ボードの裏側に実装できます。実装密度や電力密度を高めたい用途に最
適です。
1万個購入時の単価は2.25米ドルから(米国での参考価格)の予定です。欧州の規制RoHS(特定物質の使用規
制)に準拠しています。型番をクリックするとデータシートがご覧いただけます。
表 DC-DCコンバータの新シリーズ「SupIRBuck™」9品種の仕様
注)いずれも入力電圧範囲は2.5V〜21V、出力電圧範囲は0.6V〜12V、パッケージは5mm
×6mmのQFN。型番の番号の後にAの付いた製品は、スイッチング周波数を300kHzにして
出力電流能力を2A大きくした製品。
<用語説明>
1)DC-DCコンバータ:
直流電圧を直流電圧に変換する回路です。例えば、パソコンやインターネット
機器などの内部で基準とする電圧の12Vを、FPGAやマイクロプロセッサ(MPU)
などのICを動作させるためのさまざまな電源電圧、例えば5V、3.3V、1.7V、
1.2Vなどの電圧に変換する回路です。DC-DCコンバータの出力回路は一般的に、
制御 (コントロール)用のMOSFETと同期整流(シンクロナス)用のMOSFETを
組み合わせて構成します。MPUなどの近くに配置したDC-DCコンバータをPOLコ
ンバータと呼びます。
<インターナショナル・レクティファイアー(IR®)社について>
IR社はパワー・マネジメント(電源管理)技術のリーダーです。IR社のアナログIC、アナログ/デジタル
混在IC、最先端デバイス、電源回路やモーター制御回路の部品やシステムは、コンピュータ、インバータ・
モーター搭載の白物家電製品、照明器具、車載用電子機器、宇宙航空用電子機器など幅広い分野において、
機器の小型化、省エネ化、高機能化に貢献しています。本社は米国カリフォルニア州エルセグンド。
注:IR®、DirectFET®、XPhase®、SupIRBuck™ はInternational Rectifier Corporationの商標または登録
商標です。当資料に記載されるその他の製品名の商標はそれぞれの所有者に帰属します。
<本件に関するお問い合わせ先>
インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン株式会社
〒170-6051
東京都豊島区東池袋3-1-1、サンシャイン60 51F
マーケティング・コミュニケーションズ
吉沢 寿康、本田 真由美
TEL:03-3983-0837 FAX:03-3983-4856 e-mail:hyoshi1@irf.com
<営業部連絡先>
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